【現地レポート2】Aptos Horizon参加レポート|2週間で得た3つの大きな学び
- Fumi
- 4月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは、エックスウィンインの荒澤です。今回は、現在参加中のAptos Horizonプログラムについて、そしてこの2週間で得た貴重な学びについて、現地レポートとしてお届けします!

🔷 Aptos Horizonとは?
Aptosは、Meta(旧Facebook)が開発していた技術をもとに誕生した、次世代高性能ブロックチェーンです。超高速のトランザクション処理と、Move言語による高い安全性を兼ね備え、Web3アプリやDeFi、NFT、ゲーム分野でも大きな注目を集めています。
そのAptosが世界中のスタートアップを対象に開催しているのが、8週間の集中アクセラレータ「Aptos Horizon」。期間中は、各プロジェクトに対してトップレベルのメンターが1対1でサポートを行い、プロダクトや戦略の磨き上げを支援してくれます。
そして私たちエックスウィンは、日本から唯一の参加プロジェクトとして、この貴重なプログラムに挑戦しています!
📚 2週間で得た3つの大きな学び
ここからは、実際に現地で活動して感じた、特に大きな学びを3点にまとめてご紹介します。
① DeFiは「課題解決」からスタートする

DeFiプロジェクトというと、先端技術やトレンドに注目が集まりがちですが、本当に重要なのは、**「誰の、どんな課題を、どう解決するか」**という原点でした。
実例としては、Amnisというプロジェクトが、銀行口座を持たない人でもリキッドステーキングを簡単に利用できる仕組みを提供しています。技術ドリブンではなく課題ドリブン。このマインドセットが、プロジェクト成功の鍵だと改めて感じました。
② AptosとMove言語の革新性

Aptosチェーンで開発を進める私たちにとって、Move言語の重要性も改めて認識しました。Moveは「資産の二重使用」を原理的に防ぐ安全設計がされており、金融アプリケーションに最適です。
さらに、Aptosチェーン自体も
トランザクション確定は1秒未満
最大3万件/秒以上の高スループットという驚異的なパフォーマンスを持っています。この技術基盤があるからこそ、使いやすく、信頼できるWeb3サービスが作れるという確信を深めました。
③ トークノミクスは「ユーザー行動設計」である

トークンは資金調達手段ではなく、ユーザーの行動をデザインするための仕組みだという視点を強く学びました。
たとえば、使えば使うほど報酬が増える設計や、長期的なコミュニティ貢献を促すインセンティブ構造など、プロダクトとトークンが一体となった行動設計が今後ますます重要になります。単なる配布ではなく、人を動かすトークン設計が鍵です。
✨まとめ
今回の2週間を通じて、私たちが得た大きな学びは、
DeFiは課題解決から始まる
AptosとMoveは未来型の技術基盤
トークノミクスはユーザー行動設計そのものである
という3つです。
これらの学びを武器に、今後さらにプロダクトをブラッシュアップし、日本、そして世界市場へと飛躍していきます!
次回のレポートもどうぞお楽しみに!