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関税ってなに?米中対立が私たちの暮らしにどう関係あるの?

  • 執筆者の写真: Fumi
    Fumi
  • 4月8日
  • 読了時間: 3分


最近ニュースでよく聞く「関税」や「米中対立」。でも正直、「関税ってなんだっけ?」とか、「アメリカと中国がケンカしてるのはわかるけど、それって日本に関係あるの?」って思いませんか?


今回は、この関税米中対立について、できるだけかんたんに、そして「私たちの生活とどう関係があるのか?」に焦点をあてて解説します。


そもそも「関税」ってなに?

関税(かんぜい)とは、**外国から物を買ったときにかかる「税金」**のことです。たとえば、アメリカが「中国のスマホに25%の関税をかける」と言えば、1万円のスマホにプラスで2,500円の税金がかかる、というイメージです。

これをすると、

  • アメリカ人にとって中国製品が高くなり、

  • アメリカ国内の商品が売れやすくなります。

つまり、「自国の産業を守るための壁」が関税なんです。


なぜアメリカと中国は関税でケンカしているの?

アメリカは言っています。

「中国はズルをしてる。補助金で企業を助けたり、技術を勝手に取ったりしている」

中国は言います。

「アメリカは自分だけ得をしようとしてる!」

この言い合いがヒートアップし、

  • アメリカ:中国製品に高い関税!

  • 中国:じゃあ、アメリカ製品にも関税だ!

と、おたがいに「関税合戦」をしているのです。


関税の影響ってどこまであるの?

このケンカ、実は世界中を巻き込んでいます。

  1. モノが高くなる → 関税のせいで輸入品が高くなり、家電やスマホ、食品などの価格が上がることも。

  2. 企業が困る → アメリカの企業も中国で物を作っているので、コストが上がって困っているところも多いです。

  3. 株価や為替が動く → 「関税が上がった!」というニュースひとつで、世界の株価が下がったり、円高・円安になったりします。


日本にはどんな影響があるの?

  1. サプライチェーンが乱れる たとえば、日本のメーカーが中国で部品を作っていた場合、関税でコストが上がり、製品価格も上がってしまうかもしれません。

  2. 投資や金融に影響 米中対立のニュースで、日本の株価や為替も動きます。投資信託や保険に入っている人も、知らないうちに影響を受けているかも。

  3. 安全保障の緊張 もし米中の軍事的な緊張が高まれば、日本も地理的に近いため、外交や防衛面でも巻き込まれる可能性があります。


これからどうなる?

関税の問題は、ただの「お金の取り合い」ではなく、アメリカと中国の覇権争いの一部です。経済、技術、軍事…さまざまな分野で対立しており、この争いはすぐには終わりそうにありません。

そしてこの争いは、私たちの生活やお金にもつながっているということを、忘れないでおきたいですね。


最後にひとこと

関税や国際対立って聞くと、難しく感じますよね。でも、

  • 「なんかスマホが高くなったな…」

  • 「株価が下がってるな…」そう感じたときは、もしかするとその背景には「米中の関税ケンカ」があるかもしれません

私たちの生活と世界経済は、実はけっこうつながってるんです。


 
 
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